堂々かつエレガントな姿勢を身に付けて、ケガしにくく、疲れにくく、太りにくいカラダを手に入れよう!

娘たちに「よい姿勢」を贈りたい!

私は2年前、腰のヘルニアを手術しました。

お医者さまから「パソコンを長時間使う『姿勢』が悪かったのでは」と指摘を受け、それから「良い姿勢」を心掛けるようになりました。

また、我が家の3人娘の姿勢が気になるようになりました。

というのも、実は私の母も、同じ年齢の頃、同じ手術をしています。

母・私と2代続く「40代でヘルニア発症と手術」という悪しき伝統を娘たちに受け継がせたくない!

そこで、娘たちが大人になる前に「よい姿勢」の知識を持たせたいと考えました。

姿勢と歩き方の専門家に相談

そこで相談したのが、「クレッシェンド」の歩き方トレーナー・岡村祥子さんです。

岡村さんは、「エイジレス」をテーマにしたウォーキングレッスンに取り組む、ウォーキングのスペシャリスト。

1956年生まれで、お子さん5人の出産を経験したとは思えない、スレンダーでくびれのあるプロポーションとすっとしたお姿が印象的です。

「よい姿勢は、ケガしにくいだけでなく、くびれもできるんです。疲れにくくなりますし、長年悩んでいた痛みがなくなる方も多いんですよ」とのこと。

娘たちには、ケガしにくく、疲れにくく、太りにくいカラダでいてほしい。

社会に出てから自信なげに見えないよう、堂々かつエレガントな姿勢を身に付けてほしい。

そんな願いを伝え、3人娘と私でレッスンを受けさせていただくことになりました。

1回のレッスンで変化!

我が家の娘たちは、腰痛や歩いたときの疲れやすさ、「下腹ぽっこり」などが悩みです。

まず写真と動画を撮影し、AI分析で現状を確認しました。

私の分析結果の一部をご紹介します。

こちらが正面から。

ヘルニアの影響が残る左側に歪みがあります。

こちらが横から。

私は首のヘルニアも出ています。首が前に出たこの姿勢の影響ですね……。

歩行も予想通りアンバランス。

このままいくと、こんな姿になることが予想されるそうです……。

イヤ! 絶対にイヤ~~!
と問題を自覚したところで、姿勢改善のエクササイズですよ!

まず骨格模型で、骨盤について説明。

基本の姿勢は「膀胱のあたりをぐっと引き上げて、尾骨を前に、そのまま引き上げて……」と確認します。

さらにお腹の力の入れ方を意識するエクササイズ。

続いて、ガッチリ太ももをすっきりさせる腸腰筋ストレッチ。

さらに、肩甲骨の正しい位置を教えていただきました。

そして、仕上げはウォーキング! かかとを後ろに残すよう意識します。

おお~! 変わっている! パタパタした印象がなくなり、とてもエレガントです!

立ち姿の変化も見てみましょう。

下腹ぽっこりが気になる娘はこちら。

お腹がペタンコになってる!!

私もウエストが若干すっきりし、O脚がまっすぐになりました!

※やらせではありませせん。どちらも本当に、意識せずに立っています。

美しさとよい姿勢は両立できる

岡村さんに、以前から気になっていたことを質問しました。

それは「女性的な美しさと正しい姿勢は両立するのか」です。

というのは、「女性らしい」靴や座り方というと、パンプスやハイヒール、「お姉さん座り(横座り)」や「女の子座り(ぺちゃんこ座り)」、椅子に座れば「足は斜めに流す」など、骨盤を歪ませる足腰に悪そうなことばかりだからです。

しかし、岡村さんは「女性らしく美しい所作とよい姿勢は、両立します」とにっこり。

「よい姿勢のポイントを押さえて体幹をすっと引き上げると、下半身の負担を減らし、腰痛や関節の変形の予防にもつながります。そして、とても美しいでしょう」……確かに!

モデルのような片足体重や体の曲線を強調する「S字」のポージングは、確かにカラダによいとは言えませんが、記念撮影で楽しむ程度なら問題ないでしょうとのことでした。

「無理することなく身体も内面も喜ぶ歩き方を広めたい」という岡村さん。

私と娘たちも、外見、内面ともによい姿勢を意識していきたいと思います。ありがとうございます!


DATA

クレッシェンド
富山県射水市南太閤山15-61
090-9440-1591
https://zenc.net/

THE COLORS~人生に彩りを~ (2022年11月放送)
第8話 歩き方トレーナー 岡村祥子


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