射水市に新たな特産品「食香バラ」が誕生! 見て、食べて、香りを感じて、暮らしに癒やしと華やぎを。

お料理やデザートに……バラ?

先日、友人とイタリアンレストラン「ローズ・エ・ロメオ」さんを訪れたときのこと。料理やデザートに、バラが使われていることに気が付きました。

生ハムと桃の冷製スパゲティに、花びらがハラリ。

デザートにもハラリ。

甘い香りと華やかな見た目に、お料理がいっそうにロマンティックで特別感あるものに感じられます。

オーナーシェフの村中勇治さんが、デザートのジェラートとジャムにもバラを使っていて、射水市で最近栽培され始めた食用バラなのだと教えてくださいました。

検索したところ、「いみず食香バラ研究会」が朝摘み体験会を開いているそうです。早速申し込んでみました!

早朝からの摘み取り体験

指定された農場に、朝6時に到着。自動車を降りた瞬間に、ふわぁっとバラの香りがします。

しかし、花いっぱいのバラ園を想像していたのに、花が見あたりません。前日の大雨で、花が落ちてしまった??と心配になってしまいました。

「大丈夫です。咲きますよ!」と笑うのは、「いみず食香バラ研究会」の事務局・福井有希夫さんです。

一緒に農場に入ってみると、確かにお花!

話を伺っている間も、どんどん花が増えていくように感じました。

というのも、バラは早朝から花が開き始め、開ききる直前が香りの最も強い摘み取り時だとか。

初めての私も簡単に摘み取ることができました!

有機無農薬で育てられた食香バラ

この食用バラは、「食香(しょっこう)バラ」といい香りの強さが特長。中国では1000年以上前から、食用・薬用・香料などに活用されています。

福井さんによると、食香バラが日本にきてまだ10年ほどで、ある程度の規模で栽培しているのは2か所とのこと。

その2か所めが、今年(2022年)から、ここ射水! 今年は3品種540本を有機無農薬で栽培。周囲ではカマキリやバッタ、カエルなども元気です!

今年はいわばお試し期間。市内外の飲食店などで活用・加工してもらったところ好評で、来年は500本を追加する予定です。

今後、どう商品化するかや販売方法、流通方法などが課題ですね……などと、お話ししながら農場を1周したら、袋はバラでいっぱいです。

「林原さんも使い方を考えてみてください」と袋を託されました。さて、どうしましょうか。

食べて、飲んで、香りを深呼吸して大満足!

まず花びらを外し、「きれいな花びら」「イマイチな花びら」「がく・茎など」に分けました。

まず「きれいな花びら」は、私も桃と合わせました。毎年この時期に作る桃のタルトです!

桃とバラの香りはやはり相性抜群! 見た目もかわいいと娘たちから大好評です。

「イマイチ」は、ビネガーシロップにしてみることにしました。これは私のオリジナル。保存瓶に氷砂糖とリンゴ酢を同量入れて、バラもどっさり加えます。

氷砂糖が溶けてから炭酸水で割ると、とっても爽やかなドリンクになりました!

残りはネットに入れてバラ風呂に。お風呂で深呼吸して、香りを満喫しました~。

バラの香りは自律神経やホルモンバランスを整え、リラックスや美肌効果があるため、女性に特にオススメといわれています。

地元・射水の食香バラのおかげで、射水市の女性がますます心豊かに、美しくなっていきそうですね!


DATA

いみず食香バラ研究会
富山県射水市流通センター水戸田3‐3‐1 アグミライミズ内
090-8967-1968
E-mail imizu.shokukoubara@gmail.com
Instagram https://www.instagram.com/imizu.shokkoubara/
Facebook https://www.facebook.com/20220401kanri/

ローズ・エ・ロメオ
富山県射水市安吉66-3
0766-52-0979


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