冬場の運動不足解消に、友達づくりに。新しいシューティングスポーツ「フラッグハント」で大興奮!

富山県では珍しいスポーツ「フラッグハント」って?

「フラッグハント」というニュースポーツのイベントが、射水市で開催されていると知りました。

ホームページをチェックしてみると、サバイバルゲームを連想させる銃で撃ち合うスポーツのよう。屋内で行い、天候の不安定な富山の冬でも楽しめる様子です。

富山に住んでいると、冬の間は運動不足になりがちですよね。

「これは、冬の運動不足解消にもいいのでは?」と、まずは体験イベントに参加してみることにしました!

予想以上に大興奮のプレー

「フラッグハント」は、2011年に日本で生まれたスポーツです。

同人数の2チームで対戦し、赤外線銃で相手チームのプレイヤーを排除しながら、相手陣地の旗を奪取した方が勝ち!というルールです。

フラッグハントが体験できる継続的なイベントは、富山では射水市でのみ月に2~4回程度、開催されています。

場所は、新湊アイシン軽金属スポーツセンター(新湊総合体育館)の柔道場です。

初めての参加者にまずは簡単なルールと銃の撃ち方の説明が。

ヘッドセンサーか銃に内蔵されたセンサーにショットがヒットすると、頭のライトが赤に点灯するとのこと。センサーはA4サイズくらいの範囲で反応するため、けっこう当たりやすいそうです。

ヒットしてライトの色が変わる原理はテレビのリモコンと同じとのことで、全く痛くありません。

1ゲームの制限時間は3分。ただし、制限時間いっぱいでプレーすることはほとんどなく、もっと早く勝敗はつくそうです。

次にチームメイトが集まって、自己紹介と作戦タイム。「作戦」と言っても、今回は初参加者が多いため、「まずはやってみよう」で話がまとまりました。

と、1戦目がスタート。

なるほど~! だいたいの雰囲気がつかめました。

いよいよ私たちの番です。ヘッドセンサーを帽子に装着し、いざ出陣!

競技スタートの合図とともにバンカーに身を隠し、ときどき顔を出して撃ちつつ、前進します。

相手チームの気配が案外感じられず、緊張感が高まります。ドキドキドキドキドキドキドキドキ。

あっ! 後ろ、後ろ!

撃たれてしまいました~!!!

老若男女で一緒に楽しめ、友達が増えるスポーツ

このイベントを主催するコンダクターの小坂太貴さんは、東京在住だった約10年前にフラッグハントと出会い、フラッグハントを通じて友人が増えた経験をお持ちです。

2年ほど前に富山にUターンしたことを機に、富山でもイベントを始めました。

小坂さん(中央)と参加者ら

小坂さんは、フラッグハントの魅力をこう語ります。

「おじいちゃん・おばあちゃんとお孫さんなど、老若男女の誰もがみんなで一緒に楽しめるところですね。それに、初めて会った人同士でも、すぐ仲良くなれるんですよ」

イベントはその楽しさが口コミやSNSで広まり、多くの方が参加されるようになったとのことです。

観戦していると、確かにお子さん方も、私以上の戦力だと分かります。

そのうち旗が奪われるシーンも!

仲間同士でハイタッチ!

ほとんどの方が1人か2人で参加するそうですが、すぐにみんな仲良くなるとおっしゃっていたのがよく分かりました。

どんよりとした天候が続き、鉛色の空の下で気分も沈みがちな射水の冬。

今年は「フラッグハント」で、運動不足解消と友達づくりの一石二鳥もいいですね! 楽しい冬になりそうです。


DATA

一般社団法人日本フラッグハント協会
https://flaghunt.jp/

フラッグハント富山
https://www.instagram.com/flaghunt.toyama/


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