「運動しなくちゃ」と思っても時間がない! 面倒くさい!……というわけで、低酸素トレーニングとストレッチ!
コロナ禍と雪で運動不足が心配
富山県の冬は雪や雨の日が多く、おまけに今年はコロナ禍です。
運動不足に悩む人も多いのではないでしょうか。
自宅で運動をしようとしても「運動する場所がない」「やり方がわからない」という声もよく聞きます。
そんな時に頼りになるのが、専門の器具を備えたフィットネス施設です。
今回は高岡市姫野にあるトータルフィットネスジム「アルプス」で、富山県内では「アルプス」だけで体験できる「低酸素トレーニング」とストレッチマシンを体験させてもらいました。
高地トレーニングの効果が得られる「低酸素トレーニング」
「低酸素トレーニング」とは、酸素濃度の低い環境でトレーニングすることです。
低酸素環境でトレーニングといえば、「高地トレーニング」が有名です。
マラソンの高橋尚子さんは、アメリカ・コロラド州ボルダーでの高地トレーニングで力をつけ、漫画やアニメで人気の『鬼滅の刃』では、主人公の炭治郎が山で鍛錬して「全集中の呼吸」を習得しましたよね!
そんな「高地トレーニング」のネックは、その環境に行くため多くの費用がかかること。
また、高山病のリスクが高いというデメリットもありました。
それを安全に手軽に、と登場したのが低酸素状態を人工的につくる「低酸素トレーニング」です。
アルプスではこの「低酸素トレーニング」を富山県で唯一体験できる施設とのこと。屋内にいながら、2,500m級の高地のような低酸素状態が体験できます。
歩くだけで100mダッシュ??
アルプスで低酸素状態を体験するには、「低酸素ルーム」と低酸素の空気を吸いながらランニングマシーンで歩く方法の2つがあります。
私が体験したのは、ランニングマシーンの方。
ここで30分歩くだけで、2時間分のLSD(Long Slow Distance=長い距離をゆっくり走ることで心肺機能を向上させる)と同様の効果を得ることが可能とのことです。
まずは、酸素濃度の低い空気が出てくるマスクをつけます。
次に、指に装置をつけ、血液中にどの程度の酸素が含まれているかを示すSPO2値を測定します。
運動前で98%。これは正常値なので、運動してOKです。
次に、ランニングマシーンで歩きます。
10分ほど歩いてもう一度SPO2値を測ると……
93%に下がっています! 脈拍も上がっていますね。
これは、100mダッシュを何本も走ってゼイゼイいっているときくらいの数値とのことです。
しかし、体感は「少し息苦しいなあ」という程度。これは驚きです!
また、低酸素ルームで読書やストレッチをしているだけでも、運動したような効果が得られるとか。
これは運動が苦手な人や動くのが好きではない人に朗報ですね!
オリジナルのストレッチマシンで体をしなやかに
また、体が凝り固まって腰痛や肩こりに悩む方には、ストレッチもオススメ。
オリジナルマシンの開発や製造もしているアルプスでは、自社開発のストレッチマシンなどを使ったマシントレーニングも可能です。
アルプスの油谷信隆代表のご指導で、いくつか利用してみました。
例えばこちらは、肩こり解消に大切な肩甲骨を動かすマシン。
スマホやパソコンを見ながら縮こまりがちな胸を開くにはこちらのマシン。
こちらでは、お尻や腿、背中をしっかりと伸ばすことができます。
この他にもいろんなストレッチマシンや筋トレマシンが利用できます。
マシンが正しい動きをサポートしてくれるので、とても気持ちよく体が伸び、体がすっきり軽くなったような気分になりました。
やっぱり、健康的な毎日には、運動が欠かせないことを実感。うまく体を動かして、元気に、免疫力を高めていたいものですね!
DATA
トータルフィットネスジム アルプス
https://alps-fitness.com
富山県高岡市姫野506
TEL 0766-73-2666