「暮らしの愉しみ」を満喫するために。信頼できる地元の専門家を持っておこう!
「暮らしの愉しみ」に必要な「土台」
「暮らしを愉しむ」というと、買い物やグルメ、イベントや祭りなど、楽しい娯楽を思い浮かべがちではないでしょうか。
それらの娯楽を心から満喫するには、「暮らしの土台」が整っていることが大切。
例えば、自分と家族の健康や心地よい住まい、さらに射水のような地方では、移動手段や情報インフラといった生活基盤の充実も重要です。
こうした土台が整ってこそ、趣味や余暇活動に目を向ける余裕が生まれるというもの。
私は約20年前、富山にUターンしてから、このことを実感しました。
その土台づくりを支えてくれるのは、地元の信頼できる専門家たちです。
頼れる後輩の紹介で安心の中古車購入
例えば中古車の購入。神奈川に住んでいたときに、苦い経験があります。
というのも、初めてのお店で、見た目はきれいでも内部に問題を抱えた車を、そうと知らされず買ってしまいました。
すぐに不具合が現れたのですが、売ったら終わりという対応にがっかり。
見る目がない私にも責任はあるとはいえ、みんなが車に詳しいわけではありませんよね……。
それ以来、中古車を買うことに、不安を感じるようになりました。
とはいえ、富山では複数台の自動車が必要な家庭も珍しくなく、我が家もUターン後すぐに車が必要になりましたが、予算は限られていました。
そこで、中学校の後輩に相談したところ、誠実に対応してくれるお店を紹介してもらえました。
それ以来、生活スタイルの変化や乗る人に応じた車選びをサポートしてもらい、点検・修理やタイヤ交換などをお任せしています。

車に疎い私にとって、安心して任せられる存在が近くにいることは、本当に心強いことです。
パソコン不調にも地元の救世主
もう一つ、私の生活を支えるアイテムといえば、パソコンです。
情報収集や情報発信はもとより、仲間や家族との交流、音楽や映画などの鑑賞、ネットショッピングのほか、執筆の道具としても、毎日の活動にフル稼働しています。
しかし、自宅には普通、会社のようなITサポート担当はいませんよね。
もし、家族に詳しい人がいなければ、パソコンの不調ひとつで、生活に大きな支障がでてしまいます。
私もある日突然、プリンターがパソコンとつながらなくなり、仕事で使う資料をプリントアウトできなくなったことがありました。
自分なりに調べて、何度も復旧を試みましたが、どうにもなりません。
そんなとき、PTA仲間が営むパソコン修理店に相談したところ、すぐに来てくれ、私が思いつきもしなかった箇所を操作して解決してくれました(すごくまれなケースだった)。

私が生まれ育ったのは旧大門の商店街ですが、まるで商店街のような顔の見える関係で、気軽に頼れるプロがいるありがたさを感じた出来事でした。
これからの暮らしを支える地域ネットワーク
私たちは年齢を重ねるにつれ、自分でできることが少しずつ減っていきます。
これから少子高齢化がさらに進み、私のような一人暮らしの中高年も増えていくことでしょう。
こんな時代、中古車やパソコンのほかにも、大工さんや電気屋さんや屋根屋さん、ファイナンシャルプランナーさんや家事代行さん……信頼できる専門家が暮らしのいろんな場面にいることは、大きな安心につながります。
苦手なことは無理せず、得意な人に頼ってOK。そう考えられると、ぐっとラクになるんですよね。
選ぶポイントは、地域での評判や自ら発信している情報をチェックすること。
射水のような地方では、商売をしている人同士が顔見知りということも多く、周囲の信頼を集めながら長く続いているお店や専門家は、誠実に地域社会と向き合ってきた証といえるでしょう。
「町の活気」や「豊かな暮らし」というときも、先にも述べたような華やかな側面が注目されがちです。
しかし、地域に根ざした専門家たちが住む人の暮らしを支え、安心して暮らせる町もまた、穏やかな活気と豊さに満ちているのではないでしょうか。
私自身、地元の専門家に助けてもらうことで、「暮らしの愉しみ」に目を向ける余裕を持つことができています。
例えば、猫を膝にのせて働けるのは、パソコンがつつがなく動いているから。

雨でもピクニックして娘とおしゃべりを楽しめたのは、快適な自動車のおかげ。

こうした暮らしの土台となる地元ネットワークは、いわば「財産」。これからの時代、ますます大切にしていきたい関係性です。
DATA
くるま屋ティンカーズ
射水市市井6−1
0766-53-1745
Instagram
パソコン修理屋 高島
射水市大門169
0766-52-7997
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