住民手作りの集いの場「水辺のだいもん市」でのんびりおしゃべり&お買い物

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賑やかな大門商店街で育った幼少時代

初めまして。林原りかと申します。

今回から、この連載を担当させていただくことになりました。

射水市に生まれ育ち、射水大好きなワタクシが、メディアではあまり取り上げられていないけれど「ちょっといいな」と感じた、日々の暮らしのアレコレをご紹介するコーナーです。

さて私は、旧大門町の大門商店街にあった「林原商店」という雑貨屋で生まれ育ちました。

コンビニが一般的になる前に、地域に1軒はあったタバコや生活雑貨などを扱うお店です。

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この写真は、家の前で遊ぶ母と姉たちと私(手前)。写真が趣味の父が撮ってくれました。

私が幼かった昭和50年代、北陸街道の名残を感じさせる大門商店街には、総合食料品店やファンシー雑貨店、肉屋、魚屋、飲食店などが並び、夕方ともなると、買い物する人でとても賑わっていました。

お店の人に見守られながら通りで遊ぶ子どもたち、夕方には庄川や和田川から吹く風で夕涼みしながら世間話する人たちなどが見られ、今から思えばゆったりとした暮らしぶりであったと思います。

人の集う場をまたつくろうと始まった
「水辺のだいもん市」

しかし、時代の流れとともに商店街のお店は我が家を含めて減っていき、若い世代は郊外の新興住宅地に流出するなど高齢化が進みました。

「このままでは大門に活気がなくなってしまう!」と地域住民の有志が集まり、2019年7月から始まったのが、マルシェ「水辺のだいもん市」です。

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今回は3回目となった8月19日の様子をご紹介します。

大門地区内の農家の女性でつくる「かあちゃん市」の新鮮野菜や漬物などのほか、

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「手作りの店HEART&GREEN(氷見市)」はいろんな種類の焼き立てパンを販売。

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この他、手作りのアクセサリーや衣類、タオルなどの出店が並びました。

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また、今回からは「ゆっくり休んだり、おしゃべりしたりできるスペースを」と新たにカフェを開設。

インテリアのテーマは「アウトドア」だそうですよ。

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近くに住むご家族やお友達が接客を担当し、アイスコーヒーや水ようかんなどを提供されていました。

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ちなみに、スイカは「かあちゃん市」からの差し入れです(笑)。

普段は顔をあわせることない、さまざまな年代の方々が、のんびりとおしゃべりする様子に、子供の頃の商店街を彷彿としました。

射水市の地域振興会が初めて開いたマルシェ

この「水辺のだいもん市」を企画・主催したのは、大門地域振興会の皆さんです。

「地域振興会」とは、自治会・町内会のほか、女性や高齢者の団体、消防団などが協力し、地域づくりに取り組む組織のこと。射水市内には27の地域振興会があります。

大門地域振興会によると、こうしたマルシェを主催する地域振興会は大門が初めてだとか。

他の振興会でもやってみたいと、問い合わせをいくつか受けているそうです。

大門地域振興会の小林光雄事務局長は

「地域の子供たちから『買い物するところも、遊ぶところもない』と言われることがあり、かつての賑わいを知る身として残念に思っていました。今回は女性メンバーが中心となって企画・運営して、この『だいもん市』が実現できました」

と笑顔で話してくださいました。

次回(9月7日)は大門生まれの
「いみずサクラマス」を販売

より楽しめる催しとするため、改善点や新たな商品を毎回検討しているという振興会のみなさん。

次回9月7日(土)には、「いみずサクラマス」の切り身を扱う予定とのことです。

この「いみずサクラマス」が大門生まれであることは、地元でも意外に知られていないのではないでしょうか。

実は、大門漁業協同組合が採卵から稚魚の飼育までを担当し、その稚魚を堀岡養殖漁業協同組合が育てて「川で生まれて降海する」サクラマスの生態を再現しているんですよ。

「だいもん市」が、地元でもあまり知られていない特産品と住民とを結ぶ場になっていくといいですよね。

また、現在、出店者は大門地区以外からも募集していて、出店料は無料とのこと。お店やカフェをやってみたい方のお試しの場にもいいのではないかと感じました。

興味ある方は、お買い物に、出店に、ぜひお越しください!


DATA

「水辺のだいもん市」

日時:毎月第1・第3土曜日 午前11時~午後3時ごろ(4月~10月のみ)

場所:庄川水辺の交流館(射水市大門新70番地)

お問い合わせ:大門地域振興会(担当・小林)電話0766-52-0558(大門コミュニティセンター)


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